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中国の格安AIアプリ「DeepSeek」に投資家が動揺|ビットコインETFは再び流出に転じる

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(免責事項) 本記事は、一般的な情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的とするものではありません。投資にはリスクが伴います。最終的な決定は、ご自身で調査の上、行ってください。

中国の格安AIアプリ「DeepSeek」が世界的に採用されたことがきっかけで、米国のビットコイン上場投資信託(ETF)のスポット取引は1月28日、ドナルド・トランプ米大統領就任以来初めて流出に転じました。投資家が不安を抱き、昨日暗号市場全体で大量の清算が行われました。

SoSoValueのデータによると、1月28日には12銘柄のビットコインETFから4億5748万ドルが流出しており、7日間にわたって続いていた流入の連鎖が途切れたことになります。この間、42億ドル以上がこれらのファンドに流入していました。

フィデリティのFBTCは、この日最大の流出額を記録し、2億6859万ドルの流出となりました。グレイスケールのGBTCは1億847万ドルの流出となりました。

また、BitwiseのBITBとARK 21SharesのARKBもそれぞれ8857万ドル、5011万ドルの引き出しがありました。VanEckのHODLは、この日568万ドルの小幅な流出を報告しました。

一方、この日の唯一の例外となったBlackRockのIBITは、6394万ドルの流入を記録し、運用開始以来の累積純流入額は400億ドル近くに達しました。残りの6つのBTC ETFは、この日ゼロフローとなりました。

これらの投資商品の総取引量は、1月27日に48億ドルとなり、前日の36.5億ドルを大幅に上回りました。

これらのBTC ETFからの資金流入の大幅な変化は、ビットコインbtc3.73%ビットコインが昨日10万5000ドルから日中安値の9万7855ドルまで下落したことと、世界的な暗号市場で約10億ドルの清算があったこととが重なったことによるものです。

暴落の主な原因は、チャットGPTの中国競合であるDeepSeekの成功を受けて、投資家がリスク回避の姿勢を取ったことにあるようです。DeepSeekは、OpenAIのような米国発のプロジェクトに比べるとはるかに少ないコストで開発され、オープンソースとしてリリースされました。このため、アナリストの間では懸念の声が上がっており、米国のAI分野における優位性に潜在的な脅威をもたらす可能性があると指摘されています。

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記事の締め切り時点で、ビットコインは回復し、過去1日で2.6%上昇し、1コインあたり102,998ドルで取引されています。

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