(免責事項) 本記事は、一般的な情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的とするものではありません。投資にはリスクが伴います。最終的な決定は、ご自身で調査の上、行ってください。
イーサリアムETFは、イーサリアムの価格に連動する投資信託です。投資家は、イーサリアムそのものを購入することなく、ETFを通じて間接的にイーサリアムへの投資が可能になります。5月23日には、米国証券取引委員会(SEC)がイーサリアムETFを承認し、ブラックロック社などの8銘柄が上場されることになりました。そこで、このイーサリアムETFの動きをまとめてみました。
2024年5月21日
- SEC、ビットコインスポット型ETF承認に慎重姿勢 (CoinPost)
SECのゲイリー・ゲンスラー委員長は、ビットコインスポット型ETFの承認について、慎重な姿勢を示しました。ゲンスラー委員長は、投資家保護の観点から、現時点ではビットコインスポット型ETFの承認は適切ではないと判断したようです。
- ブラックロック、ヴァンエック、フランクリン・テンプルトンなど5社がイーサリアム現物ETFの19b-4書類を修正 (CoinTelegraph)
ブラックロック、ヴァンエック、フランクリン・テンプルトン、インベスコ・ギャラクシー、ARK 21シェアーズなど5つの資産運用会社が、SECに提出していたイーサリアム現物ETFの19b-4書類を修正しました。19b-4書類は、SECの承認を得るために必要な書類の一つです。
- ナスダック、ブラックロックのイーサリアム現物申請ETFフォームを更新 (CoinPost)
ナスダックは、ブラックロックが申請する暗号資産(仮想通貨)イーサリアム現物ETFのフォーム「19b-4」を更新しSECに提出しなおしました。
2024年5月22日
- 米国SEC、VanEckのスポット型ビットコインETF申請を却下 (CoinPost)
SECは、VanEckが申請していたスポット型ビットコインETFについて、再び却下を発表しました。SECは、投資家保護の観点から、現時点ではスポット型ETFの承認は適切ではないと判断したようです。
- 米下院議員、デジタル資産証券化法案を修正 (CoinPost)
米下院議員のトム・エムラー氏とデイビッド・シュバイツァー氏は、デジタル資産証券化法案を修正しました。修正後の法案では、デジタル資産の証券化に関する規制がより明確化されています。
2024年5月23日
- SEC、VanEckのイーサリアム現物ETF申請を却下 (CoinPost)
SECは、VanEckが申請していたイーサリアム現物ETFについて、却下を発表しました。SECは、投資家保護の観点から、現時点ではイーサリアム現物ETFの承認は適切ではないと判断したようです。
- ビットコイン価格、24,000ドル台を割り込む (CoinPost)
ビットコイン価格は、24,000ドル台を割り込みました。これは、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペース加速観測が背景にあるとみられています。
2024年5月24日
- Grayscale、ビットコインスポット型ETF却下に不服申し立て (CoinPost)
Grayscale Investmentsは、ビットコインスポット型ETFの却下決定に対し、不服申し立てを行いました。Grayscaleは、法的措置を通じて、ビットコイントレードへの投資家のアクセスを拡大していく方針です。
- カナダ、3つのスポット型イーサリアムETFを上場 (CoinPost)
カナダの証券当局は、3つのスポット型イーサリアムETFを上場しました。カナダは、暗号資産規制が比較的緩やかなことで知られており、今後も積極的に暗号資産市場の発展を支援していく姿勢です。

2024年5月25日
- 米下院金融サービス委員会、デジタル資産に関する報告書発表 (CoinPost)
米下院金融サービス委員会は、デジタル資産に関する報告書を発表しました。この報告書では、デジタル資産の規制や市場整備について提言がされています。
- Coinbase、欧州でビットコインとイーサリアムのETF上場 (CoinPost)
Coinbaseは、欧州でビットコインとイーサリアムのETFを上場しました。Coinbaseは、世界最大級の暗号資産取引所であり、欧州市場への参入を積極的に進めています。
2024年5月26日
- SEC、デジタル資産に関するラウンドテーブル開催 (CoinPost)
SECは、デジタル資産に関するラウンドテーブルを開催しました。このラウンドテーブルには、暗号資産業界の関係者や投資家など、約100人が参加しました。
- 韓国、仮想通貨ETFの承認圧力高まる (CoinPost)
韓国の規制当局は、米証券取引委員会(SEC)が現物型イーサリアム上場投資信託(ETF)を承認したことを受け、仮想通貨ETFの承認に対する圧力が高まっています。地元メディアによると、SECのイーサリアムに関する決定は、ソウルの金融規制当局にデジタル資産に対する姿勢を再考させる圧力をかけると予想されています。
2024年5月27日
- ビットコイン価格、26,000ドル台を突破 (CoinPost)
ビットコイン価格は、26,000ドル台を突破しました。これは、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペース鈍化観測がさらに強まったことなどが背景にあるとみられています。
- CoinShares、欧州でスポット型イーサリアムETFを上場 (CoinPost)
CoinSharesは、欧州でスポット型イーサリアムETFを上場しました。CoinSharesは、世界最大級の暗号資産投資運用会社の一つであり、欧州市場への参入を積極的に進めています。
2024年5月28日
- イーサリアム価格、3900ドル台を回復 (CoinPost)
イーサリアム価格は、3900ドル台を回復しました。これは、ビットコイン価格の急騰などを受けて投資家心理が改善したことなどが背景にあるとみられています。
- 米ブラックロック、バンガードなどが申請した8つのイーサリアムETF、SEC審査中 (Bloomberg)
米ブラックロック、バンガード、フランクリン・テンプルトンなどの資産運用会社が申請した計8つのイーサリアムETFについて、SECが審査を進めていることが明らかになりました。これらのETFは、いずれも現物型のスポットETFであり、承認されれば米市場で初めてイーサリアムのスポットETFが上場されることになります。